
どうもこんにちは、デュエルがうまくなりたい@あーくです。
今回は僕が今期愛用していくであろうデッキ、【召喚フェニックス】を解説します。
このデッキはおそらくうまい人が使えば、どんな対面に対しても五分くらいの立ち回りができそうなポテンシャルを持っていると個人的には思います。
僕はまだうまくないのでデッキに振り回されているタイプなので、やはりデュエルがうまくなってこのデッキを余すことなく使ってあげたいです。
私事はこの辺にしてこのデッキの解説に移っていきます。
【召喚フェニックス】ベース
カードをタップすると効果を確認できます。
メインデッキ(27枚)



























エクストラデッキ(15枚)















デッキとしての固定枠はこんな感じだと思います。
回し方
目標:メルカバーとフェニックスを立てる。


基本的にはこれを目指します。
これを構築するパターンとしては、
必須①アレイスター関連カード(アレイスターor暴走魔法陣orテラフォーミング)



選択①フュージョン・デステニー本体
選択②アナコンダにアクセス(キャロベインorライトステージ+アレイスター)



このパターンで構築します。
少なくともフェニックスにアクセス出来さえすれば、ディアボディナイアルのお陰で多くの状況に対応できるので最低限ここは目指したいところです。
中盤以降は手札のアレイスターによる融合とデストロイで盤面をコントロールしつつ、フェニックスの素材として落としたディアボディナイアルでリンク4モンスターを作って一気にフィニッシュまで持っていきます。
この最低限のカード内でデッキでデストロイの蘇生ループを止める手段は大きく分けて3パターン
- ①墓地に行ったデストロイをアレイスターで除外
- ②墓地に行ったデストロイをダルクで奪取
- ③墓地に行ったデストロイを墓穴の指名者で除外
基本は一度デストロイの破壊を通さないといけませんが、しっかりと回せていれば何かしらの手段で超えることができます。
とはいえ③は相手の手札誘発等に取っておきたい部分もあるので、①か②の手段で超えていくのがメインとなると思います。
また自由枠が最低13枠あるので、
- ①展開札をかき集めるカード
- ②相手の妨害を超えるためのカード
- ③相手を妨害するカード
で埋めていくことになります。
以降は固定枠のカードと自由枠の採用候補カードの解説です。
固定枠および自由枠の採用理由
メインデッキ

魔法使い族 / 効果
ATK 1000 / DEF 1800
このデッキの主役その1、妨害を考えなければ無限にアタッカーを供給し続ける9期の化け物。
先手はメルカバ―を立てて1妨害、後手でもデストロイへの牽制になるのでかなり優秀。
打たれたうららが墓地にある、あるいはアレイスターをアルミラージに変換すればプルガトリオも使えるため盤面をひっくり返す力も一定担保されています。

天使族 / 効果
ATK 1800 / DEF 400
最安値:110円(駿河屋)
1枚でアナコンダフェニックスに繋げられる光属性。何かと出張される10期の強カード。
とはいえアレイスターと召喚権を食いあうので、キャンディナは少な目にして後述のキャロベインを増やしてみてもいいかもしれません。

天使族 / 効果
ATK 2000 / DEF 1000
最安値:150円(駿河屋)
召喚権を使わずに出てくる光属性。
アレイスターと一緒に引けていれば、夢のメルカバーフェニックスアナコンダの盤面を構築。

アンデット族 / 効果 / チューナー
ATK 0 / DEF 1800
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
最安値:1311円(駿河屋)
汎用手札誘発。相手を妨害したり打たれたGを躱すなど使い方は様々。
このデッキにおいては先手で打ったこのカードをプルガトリオの素材になり無駄なく使えてGood。

昆虫族 / 効果
ATK 500 / DEF 200
最安値:981円(駿河屋)
後述しますが、このデッキはSPYRALなどの展開系デッキが少し苦手なので増G3枚は必須。

戦士族 / 効果
ATK 800 / DEF 800
D-HERO デストロイフェニックスガイを出すための素材兼中盤以降展開用のリソースになる優秀カード。
手札には来ないでおいてくださいよ、来ても1枚だけでお願いします。

戦士族 / 効果
ATK 1100 / DEF 600
ディアボと合わせて融合素材となり且つディアボと共に最大リンク3を生成するカード。ユニコーンやダルクと組み合わせて相手のデストロイを牽制しましょう。
詳しい解説は下記の記事をご覧ください。


アレイスターを持ってくるのがメインの役割ですが、このデッキにおいてはフュージョン・デステニーに対してうららを打たれるリスクを無くす強カードです。
後述のライトステージとは状況と対面次第で残すか張り替えるかを切り替えましょう。

最安値:30円(マナソース)
召喚獣を出すためのカード、相手の墓地リソースを食いながら出せるので妨害としても優秀。

キャンディナやキャロベインを状況に合わせてサーチするのが主ですが、2個目の効果がかなり優秀。展開前に相手のバックを咎められます。
にっくきセット一滴を躱せるので現環境ではかなり優秀です。
暴走魔法陣とライトステージを状況に合わせてサーチできます。流石制限カード。

このデッキの主役その2のデストロイフェニックスガイを出すためのカード。
出した後はメルカバ―の魔法用のコストとして使いましょう。


最安値:350円(アドバンテージ)
自身の展開に対しての誘発ケア用カード且つ相手ターンでの妨害。
墓穴は言わずもがな墓地除外による妨害、抹殺の指名者は相手のフュージョン・デステニーを止めるための妨害として使います。
エクストラデッキ

サイバース族 / リンク / 効果
ATK 0 / DEF -
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。②:このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。このカードを特殊召喚する。
最安値:180円(まんぞく屋)

魔法使い族 / リンク / 効果
ATK 800 / DEF -
自分は「聖魔の乙女アルテミス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、他の「マギストス」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。自分フィールドのこのカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。②:このカードが装備されている場合に発動できる。デッキから「マギストス」モンスター1体を手札に加える。
アレイスターから化ける融合素材。それ以外の役割は基本ありません。

植物族 / リンク / 効果
ATK 500 / DEF -
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで闇属性になる。②:2000LPを払い、「融合」通常・速攻魔法カードまたは「フュージョン」通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
最安値:700円(駿河屋)
デストロイフェニックスガイ射出機。残ればヴァレソに使えますが、基本殴られて死ぬかデストロイが殺すので残りません。

魔法使い族 / リンク / 効果
ATK 1850 / DEF -
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから守備力1500以下の闇属性モンスター1体を手札に加える。
自身のデストロイ展開の際に墓地へ送った融合素材を用いて、デストロイフェニックスガイをパクってその輪廻の輪を断ち切るためのカード。
それ以外にも相手の墓地の闇属性モンスターをパクれば、このデッキに搭載した即死級リンク4まで繋げられるので優秀。

悪魔族 / リンク / 効果
ATK 2200 / DEF -
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。②:自分ドローフェイズの通常のドローの枚数は、フィールドに相互リンク状態の「トロイメア」モンスターが存在する限り、その「トロイメア」モンスターの種類の数になる。
最安値:2980円(カードラッシュ)
アクセスコード・トーカーのつなぎのように見えますが、相手のデストロイを咎めたりもできるので思っているより出た時効果を使います。

サイバース族 / リンク / 効果
ATK 2300 / DEF -
このカードの効果の発動に対して相手は効果を発動できない。①:このカードがリンク召喚に成功した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。②:自分のフィールド・墓地からリンクモンスター1体を除外して発動できる。相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。このターン、自分の「アクセスコード・トーカー」の効果を発動するために同じ属性のモンスターを除外する事はできない。
フィニッシャーの1体。墓地のリンクモンスターの属性分相手の盤面を荒らします。
しかしながらこのデッキのリンクモンスターは基本的に闇なのでそこまで荒らし尽くす動きはしないでしょう。

ドラゴン族 / リンク / 効果
ATK 3000 / DEF -
①:このカードは戦闘では破壊されない。②:1ターンに1度、攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示にする。このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。この効果の発動に対して相手は効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。③:1ターンに1度、このカードが表側表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。ターン終了時まで、このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力の半分アップし、そのモンスターの攻撃力は半分になる。
このデッキのフィニッシャーその2。
マスかレーナを踏んで出せば戦闘効果で破壊されない3000打点になるので優秀。

獣族 / 融合 / 効果
ATK 1000 / DEF 1800
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、その間はお互いに、それぞれ1ターンに1度しかモンスターの効果を発動できず、それぞれバトルフェイズにモンスター1体でしか攻撃できない。
最安値:1320円(駿河屋)
アレイスター+闇で出せるので、デストロイを喰うだけでなく幻影騎士団を使って出せるので現環境では外せない選択肢。

悪魔族 / 融合 / 効果
ATK 2300 / DEF 2000
①:このカードの攻撃力は、相手フィールドのカードの数×200アップする。②:このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
アレイスター+炎で出てくる飛び道具。固定枠と言っておきながら本来だと入ってる構築は少ないので、バロネスを始めとした制圧モンスターが召喚魔術をスルーしてしまった場合は一気にひっくり返せる奇襲性の高いカード。
とはいえ最近は泡影一滴が増えているので全幅の信頼を置いてはいけません。

天使族 / 融合 / 効果
ATK 2000 / DEF 2800
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、または相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。②:1ターンに1度、自分の墓地から融合モンスター1体を除外して発動できる。このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したモンスターの攻撃力の数値分アップする。
相手が不用意に使ったデストロイフェニックスガイを喰いながら1妨害を立てます。
また融合モンスターが墓地にいればパンプアップできるので最後の最後の詰めにも使えてGood。

戦士族 / 融合 / 効果
ATK 2500 / DEF 2100
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。②:自分・相手ターンに発動できる。自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を選んで破壊する。③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
最安値:280円(アドバンテージ)
このデッキの主役その2、現環境を代表するカード。
この強さ説明不要。

機械族 / 融合 / 効果
ATK 2500 / DEF 2100
①:1ターンに1度、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚墓地へ送って発動できる。その発動を無効にし除外する。
最安値:580円(カードラッシュ)
環境に召喚獣が居座り続ける理由であろうこのカード。
モンスター・魔法・罠のいずれかが発動したとき手札の同種のカードを墓地に送ればそれを向こうにして除外。
デストロイフェニックスガイの蘇生ループもこのカードの前には無力です。
自由枠の搭載候補
①展開札をかき集めるカード

最安値:2211円(駿河屋)
エクストラデッキを3or6枚裏向き除外してそれと同数のデッキトップを捲り、内1枚を手札に加える現在大高騰しているカード。
このデッキにおいても足りないパーツを引っ張ってこれるので必須級です。
他のカードの採用の仕方に寄って2~3枚で調整が必要です。

暴走魔法陣やライトステージを持って来れるため実質初動。
しかし搭載しているフィールド魔法が上記2種だけの際、状況次第では自身の首を絞めてしまうので注意が必要です。
そのほかのフィールド魔法を入れるとするなら《魔法族の里》がおすすめ。
相手の場におくりつけるもよし、自分の場に貼ってもアレイスターを置いておくだけで相手の一滴を牽制できるので終盤役に立つかも…?
②相手の妨害を超えるためのカード

●自分はデッキから2枚ドローする。
●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。
最安値:440円(駿河屋)
5,6枚目の墓穴抹殺枠です。
実は①にも該当するカードでもありますが、相手が妨害を打ってきた際に適したモードを使い分けましょう。
とはいえこちらの動きを1回止められた上で且つ相手依存の起動条件なので2枚までが適量だと思います。

最安値:1200円(駿河屋)
現環境では搭載の優先度が高いカード。
役割を終えた暴走魔法陣を使うもよし、アレイスターに対して打たれた《エフェクト・ヴェーラー》や《相剣大師-赤霄》のような対象を取る効果無効にチェーンしてサクリファイスエスケープしながら相手の盤面を超えるも良しです。
③相手を妨害をするカード

岩石族 / 効果
ATK 3000 / DEF 600
最安値:780円(まんぞく屋)
後述の無限泡影の次に10枚目の手札誘発として入れるか入れないかを検討するカード。
苦手な展開系を滅ぼす1撃。打つ機会が無くてもメルカバ―のコストにできるのでそこまで損な気分にはならない、気がします。

最安値:912円(駿河屋)
7〜9枚目の手札誘発。
相剣モンスターやアナコンダなど現環境では打ちどころが多いため入れ得。

金萬で謙虚な壺採用が前提ではありますが、そのおかげで制限カードでも拾いやすいので入ります。
または相手に虚無を打たれた際にも抹殺の使命者「虚無空間」宣言で超えましょう。
超えましょう。
【召喚フェニックス】対策
最後にこのデッキの相性の悪いと思うデッキと対面した時のメタり方をお話しして終わります。
相性不利となるデッキはロンゴミ型の幻影騎士団や竜輝巧といった展開系のデッキです。
まず確率の話をしますが、デッキに10枚ある手札誘発を初手で1枚引き込める確率8割程ですが、2枚となると4割弱に落ち込みます。
つまり先手を取ったこのデッキの妨害は盤面2妨害+手札誘発or夢幻泡影等のセットカードの3妨害です。
強固な盤面に見えますが《儀式魔人リリーサー》や《エルシャドール・ミドラーシュ》のような常在効果の妨害はありません。
言い換えれば3回程度の妨害を超えられればあとは好き放題動けるわけです。
ミッドレンジ系や準展開系デッキでは3手超えるのは難しい場合が多いと思いますが、先に挙げた展開系デッキは3妨害を超えた上でこちらの場を荒らし且つ妨害モンスターを置いてきます。
3妨害をした後の【召喚フェニックス】の手札はおそらく2枚程度なので相手の妨害を超えつつ再度妨害を構え直す動きはこのデッキにはできないです。
逆に後手を取った場合は1~2枚程度の妨害で手数デッキの大転回を抑えきれますか?
僕にはまだ無理です。
次にこのデッキと対面した時のメタり方なのですが、これが意外と簡単で以下の方法であっさり死にます。
- ①アーティファクト・ロンギヌス
- ②ディメンション・アトラクター
- ③王宮の勅命や魔封じの芳香

天使族 / 効果
ATK 1700 / DEF 2300

魔法使い族 / 効果
ATK 1200 / DEF 2200
最安値:1465円(駿河屋)


最安値:50円(まんぞく屋)
①②については墓地に触れられなくなるためアレイスターやデストロイが無力化されます。
②は割り切って動けば1妨害程度を用意できますが、①は何もできずアレイスターがぼっ立ちもしくはデストロイの1妨害でとまりますし、ディアボディナイアルの動きもできなくなるので中盤以降も活躍のシーンがあります。
③はこのデッキの盤面構築が依存しているため貼られると詰みます。
サイドチェンジはこのあたりのカードを意識して入れると結構あっさり踏みつぶすことができるかもしれません。
いかがでしたか。
【召喚フェニックス】というデッキタイプは、対応力と拡張性に富んだデッキタイプと思われるので、使用検討または対策として、頭に入れておくと良いかもです。
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