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あらすじ
先攻を取られまくるぼく。

天球エンドサベージです。
ターンエンド。

ふええ・・・

メルカバーデストロイです。
ターンエンド。

(T_T)

サンドラサベージ赤霄グリフォンです。
ターンエンド。
こうして俺は後攻特化型のデッキを調べ、【壊獣カグヤ】と出会ったのだった。
壊獣カグヤ(怪獣カグヤ)とは
【壊獣カグヤ】とは、後攻を選択し、相手の先行展開を各種手札誘発でいなし、後攻から高レベル高ランクモンスターを展開し、盤面を返すデッキです。
変換が出来ないので「怪獣カグヤ」と表記揺れされてる場合もあります。
あらゆるモンスターを除去できる「壊獣」モンスターと、それらを使いまわせる上に後続も確保できる《妖精伝姫-カグヤ》がデッキ名の由来となっています。


モンスターは上級のレベル8を多く採用し、ランク8エクシーズなどのエクストラモンスターで制圧、またはワンショットで勝ちを狙いに行きます。







また、後攻を選択する以上、流石にガチガチな盤面を組まれると【壊獣カグヤ】でもどうにもできないので、手札誘発も多めに採用されます。
回し方
【壊獣カグヤ】は、下記のような形で立ち回ります。
- 1.後攻を取る
- 2.手札誘発で相手の展開を妨害をする
- 3.手札と相談して相手の妨害を乗り越え、モンスターを展開する
- 4.エクシーズ(シンクロ)で盤面を返すorワンショット
回し方といっても一本道があるわけではなく、さらに言えば後攻を選ぶデッキなので既に相手には盤面が存在します。
相手の盤面と自分の手札の相談で、ランク8やシンクロの組み方が変わってきます。
時にはエクシーズやシンクロを行わず、リソースや打点を確保する動きも必要になる場合があります。
初手に引き込んだカードを工夫して、盤面を捲っていきましょう。
デッキ紹介【雪花未界域壊獣カグヤ】
各カードをタップすることで効果を確認できます。
メインデッキ











































いわゆる「雪花型」と呼ばれる【壊獣カグヤ】です。
「未界域」の要素もある(というか壊獣より多い)ため、正しくは【雪花未界域壊獣カグヤ】となるでしょう。
【壊獣カグヤ】には様々なアーキタイプが存在し、魔法・罠をちゃんと採用したタイプもあれば、壊獣を採用しないタイプも存在します。(【未界域カグヤ】などとも呼ばれている)
後攻を選択するデッキなので、手札誘発は11枚と多めに採用。
さらに《幽鬼うさぎ》や《原始生命態ニビル》、《スカル・マイスター》など、さらに手札誘発を増やすのも十分選択肢に入ります。
エクストラデッキ















ランク8モンスターを中心に、状況や手札によってはシンクロモンスターで切り返す場合もあります。
【壊獣カグヤ】採用カード
メインデッキ

昆虫族 / 効果
ATK 2700 / DEF 1600

ほぼすべての耐性を貫通できる「リリース」による除去が可能な壊獣モンスター。
壊獣さえいれば、クソ強制圧モンスターである《D-HERO デストロイフェニックスガイ》も《FNo.0 未来龍皇ホープ》も、《崇光なる宣告者》でさえも除去できます。
壊獣モンスターは数多くいますが、【壊獣カグヤ】においては、【ふわんだりぃず】などで採用されている《烈風の結界像》がいても出せること、《No.84 ペイン・ゲイナー》で破壊できる守備力であることから、ガダーラが採用されていることが多いです。
しかし壊獣は、手札1枚を消費して相手のモンスターを置き換えているだけなので、壊獣のリリースを使うだけではアド損です。
《妖精伝姫-カグヤ》や《獣王アルファ》などでバウンスし、再利用を狙うことで、リソースを回収し、再度壊獣による除去を狙うことも出来ます。
デッキ名を冠するほどのモンスターですが、やはりこのカード単体ではアド損挙動。
テーマ特有のコンボなどを持たず、リソースを増やすことが難しいこのデッキでは、3枚程度の採用となりました。
また、手札誘発を多めに採用すればするほど、相手フィールドに壊獣で除去したい制圧モンスターが着地する機会も減ります。
手札誘発とのバランスも考え、壊獣が不要と判断したら抜いても良いでしょう。

魔法使い族 / 効果
ATK 1850 / DEF 1000
【壊獣カグヤ】のカグヤ要素。
後続の確保とバウンスによる除去・妨害を1枚でこなすハイスペックモンスターです。
バウンスは、壊獣やエクストラモンスターを指定すればまず通るため、適切な場面で使用したいです。
①の効果に対してチェーンされた効果にチェーンして②の効果が使用できるので、何かに対象にされた時は脱出しましょう。
弱点として、カグヤのバウンス効果も、その処理の性質上《灰流うらら》が発動できてしまうので過信は禁物。

獣族 / 効果
ATK 3000 / DEF 0

鳥獣族 / 効果
ATK 2800 / DEF 2400
最安値:80円(メルカード)
出しやすいレベル8枠。
特殊召喚効果はターン1がないので、無効だけされた場合は再度起動できます。
使うべきカードを使った後に起動しましょう。
《虚無空間》発動中でも、未界域の効果は発動できます。
最悪手札を使い切りますが、ビッグフットで虚無空間を破壊できるのでお忘れなく。

機械族 / 効果
ATK 2450 / DEF 2450
めっちゃ出しやすいレベル8枠。すき。
①と②の効果は1ターン一度、いずれか1つなので、初手に持っていたら相手の先攻ターンのエンドフェイズに出しておきましょう。
②を効果を使用できたり、破壊されても次のターンで①の効果により場に出せることになるので。
ただし《D-HERO デストロイフェニックスガイ》がいた場合、ただ山札が8枚削れるだけになるので要注意。

獣族 / 効果 / 特殊召喚
ATK 3000 / DEF 2500
出しやすいレベル8枠。
壊獣との相性も良いです。
特殊召喚効果はターン1の制限がないので、上手く使えば自己バウンス後、再度場に出すことが出来ます。
その辺の計算は抜かりのないように。

魔法使い族 / 効果 / チューナー
ATK 1500 / DEF 1500
最安値:540円(駿河屋)
バーストオブディスティニーから登場した【壊獣カグヤ】のスーパールーキー。
召喚権を使わず特殊召喚でき、リリースすることでレベル8の《妖眼の相剣師》を場に出すことが出来ます。
後攻なら実質召喚権を使わず出せるレベル8モンスターとなります。
また、サクリファイスエスケープ処理を行うことで、《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》との相性も抜群。(後述)
加えてレベル4のチューナーであるため、《炎斬機ファイナルシグマ》をシンクロ召喚したり、《No.59 背反の料理人》をエクシーズ召喚したり、その活躍は多岐に渡ります。

魔法使い族 / 効果
ATK 2500 / DEF 2500
最安値:400円(駿河屋)
エクレシアから出せるレベル8モンスター。
相手の先攻展開の時に「効果を無効にして特殊召喚」というカードがあれば、その時点で特殊召喚を行い、妨害に役立てることも出来ます。
《エフェクト・ヴェーラー》でそれを能動的に行うことも可能。
先攻を渡された場合、エクレシアから場に出して妨害に役立てることも出来ます。
うららや墓穴の恐怖もつきまといますが。

魔法使い族 / 効果
ATK 2900 / DEF 0
最安値:280円(アメニティードリーム)
自分のモンスターと相手の場のカードを破壊して場にでるカード。
自分のモンスターの対象は、例えば《妖精伝姫-カグヤ》や《白の聖女エクレシア》の場合は、この効果にチェーンしてサクリファイスエスケープすることが出来ます。
フルールドサージュの効果の対象となったエクレシアは、自身の効果をチェーンすることで、自分は破壊効果をかわしつつ妖眼の相剣師を出し、フルールドサージュを特殊召喚できます。
また、フルールドサージュはこのデッキには少ない魔法・罠破壊が出来る貴重なモンスターです。
無理にこのコンボを狙わず、かさばった《灰流うらら》などをセットして、それを犠牲にして出すこともあります。

恐竜族 / 効果
ATK 2600 / DEF 0
後攻最強モンスター。
このデッキでは数少ない、魔法罠にも触れられるカードであるのもありがたい。
レベル8のパンクラください。

天使族 / 効果 / チューナー
ATK 800 / DEF 0
レベル2チューナーなので、レベル8モンスターとシンクロすることで《フルール・ド・バロネス》(最強)を出せます。
また、相手モンスターを裏側にしつつ召喚権を使わず場に出せるため、捲り札としても優秀。
カグヤ、エクレシアを対象にして、フルールドサージュと同様のサクリファイスエスケープも可能です。
または、相手ターンエンドフェイズに出した叢雲を対象にしてすぐ反転召喚するのもよし。
召喚権が余っていればそのまま出してしまうのもありです。
ただし、どちらかは裏側になっていないと特殊召喚できない裁定みたいなので注意。
忘れがちですが墓地からも特殊召喚効果は使えるので覚えておきたい。
非常に高価なカードでしたが、ロストサンクチュアリの再録により格安で手に入るようになりました。

悪魔族 / 効果
ATK 100 / DEF 100
最安値:960円(駿河屋)
実質特殊召喚できるレベル8(or4)モンスター。
エクシーズモンスターには耐性を付与できます。
カグヤまたはエクレシアと合わせてレベル4エクシーズを行い、《No.59 背反の料理人》をエクシーズ召喚すると、最強耐性モンスターになります。
これが誕生すると、相手は壊獣や守備貫通などの回答がない限り、このカードを突破する手段がなくなります。
これにより、先攻を渡された場合のプランとして出すのもアリです。
弱点として、《アストラル・クリボー》の効果が無効化されると、レベルは1になり、かつ「No.」XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない制約が残ることになります。
このため、《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》、《幻影霧剣》に弱く、当てられたら完全に展開が止まってしまいます。
この裏目はかなり痛く、この手の【壊獣カグヤ】では採用は減少傾向な気がします。
代わりに《原始生命態ニビル》などを入れるのが安牌です。
でも楽しいカードなので入れちゃう。

アンデット族 / 効果 / チューナー
ATK 0 / DEF 1800
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
最安値:980円(メルカード)

昆虫族 / 効果
ATK 500 / DEF 200
最安値:700円(駿河屋)

魔法使い族 / 効果 / チューナー
ATK 0 / DEF 0
最安値:130円(カードラッシュ)
汎用手札誘発枠。
後攻を選ぶデッキなので、流石に相手にガチガチの盤面を組まれると苦しいです。
そのための抑止力として手札誘発はどうしても必要。
《エフェクト・ヴェーラー》は《妖眼の相剣師》とのコンボに出来るので、忘れがちですが覚えておくと良いです。

魔法使い族 / 効果
ATK 1200 / DEF 2200
自身が影響が受けないデッキならば最強の手札誘発カードです。
相性の良い【ふわんだりぃず】などの強化もあり、地味に相場が上がっているカードなので要注目。
アトラクターが通ればほとんどの展開デッキは手を止める他ありません。
こちらが受ける影響は少ないですが、《エフェクト・ヴェーラー》などの誘発が一部使えなくなることや、《機巧蛇-叢雲遠呂智》が除外されて墓地からの効果が使えなかったり、《雪花の光》の入れ替え効果が使えなくなったり、一部は影響を受けるので注意。
アトラクターの効果が適用中に《妖精伝姫-カグヤ》のバウンス効果を使用すると、相手はカードを墓地へ送れないため確定バウンスが出来ます。
カグヤの無効効果を使われそうなカードを対象に取った時の抜け道として覚えておくと良いです。

実質3枚入れられる《強欲な壺》の上位互換であり、カード合わせてデッキを尖らせる価値があるほどのパワーカードです。
墓地の手札入れ替え(マリガン)効果も計算して展開していきましょう。
制約効果は雪花の光しか入れていないこのデッキには関係ないように思えますが、相手のフィールド魔法、例えば《チキンレース》なども使用できなくなるため注意。
エクストラデッキ
自分はフリー対戦しか経験がないため、15種のエクストラモンスターをフル活用するというより、いくつかパターンに分けて大雑把に突っ張る動きをしています。
だからいくつか出したことすらないエクストラモンスターもいるので、それらは割愛します、すいません。
ラビヌメワンキル

ドラゴン族 / エクシーズ / 効果
ATK 3000 / DEF 3000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードは相手の効果の対象にならない。②:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分のEXデッキ・墓地から「No.97 龍影神ドラッグラビオン」以外のドラゴン族の「No.」モンスター2種類を選ぶ。その内の1体を特殊召喚し、もう1体をそのモンスターの下に重ねてX素材とする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できず、この効果で特殊召喚したモンスターでしか攻撃宣言できない。

ドラゴン族 / エクシーズ / 効果
ATK 0 / DEF 0
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、フィールドのXモンスターのランクの合計×1000アップする。②:このカードが効果で破壊された時に発動できる。フィールドのモンスターを全て破壊する。その後、お互いは自身の墓地の魔法・罠カードを1枚選んでフィールドにセットする。③:自分の手札・フィールドにカードが無い場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
最安値:1020円(駿河屋)

ドラゴン族 / エクシーズ / 効果
ATK 3000 / DEF 2500
①:1ターンに1度、魔法カードの効果がフィールドで発動した時に発動できる。その効果を無効にし、フィールドのそのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。②:相手の攻撃宣言時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。③:自分フィールドの他のXモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は、破壊されたそのモンスター1体の元々の攻撃力分アップする。
最安値:780円(カードラッシュ)
いわゆる「ラビヌメ」コンボで、ドラッグラビオンからヌメロンドラゴン(下には《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》)を出し、ヌメロンドラゴンの9000打点でワンショットするプランです。
ただし、効果を無効にするカードの《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》に弱く、これらを出すまでに至る特殊召喚の回数によっては《原始生命態ニビル》を直撃してしまいます。
セットカードや相手の手札の枚数をチェックして、相手のリソースが枯れてると判断した場合に突っ込むのが良さげです。
手札誘発で妨害することで、無防備なモンスターが場に立つこともあるので、(アナコンダ等)、そういうモンスターがいれば場が空いてなくてもワンキルチャンスです。
重ねてアーゼウス

機械族 / エクシーズ / 効果
ATK 2600 / DEF 2100
自分は「宵星の機神ディンギルス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、自分フィールドの「オルフェゴール」リンクモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードが特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。●相手フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。●除外されている自分の機械族モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。②:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
最安値:927円(駿河屋)

昆虫族 / エクシーズ / 効果
ATK 0 / DEF 0
このカードはX素材を2つ以上持っている自分のランク8~10の闇属性Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードの守備力は、自分フィールドのXモンスターのランクの合計×200アップする。②:X素材を持っているこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手が魔法・罠カードを発動する度に相手に600ダメージを与える。③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの守備力以下の守備力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

悪魔族 / エクシーズ / 効果
ATK 4000 / DEF 3000
このカードは自分フィールドのランク10・11の闇属性Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。この方法で特殊召喚したターン、このカードの①の効果は発動できない。①:1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て除外し、その後、除外したモンスターの中から1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする。②:フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
最安値:230円(カードラッシュ)

機械族 / エクシーズ / 効果
ATK 3000 / DEF 3000
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。①:このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。手札・デッキ・EXデッキからカード1枚を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
最安値:1811円(駿河屋)
ディンギルス→ペインゲイナー→セブンシンズで戦闘し、アーゼウスを重ねるプランです。
ディンギルスの出た時効果は素材を消費せず行える上に、「選んで墓地送り」なので各種耐性を貫通し、しかも魔法・罠まで選べるという強すぎなエクシーズモンスターです。
ペインゲイナーも守備力2200以下のモンスターを一掃できるため、中継時に使っても良いでしょう。
セブンシンズはペインゲイナーの上に重ねた時は効果を使えませんが、攻撃力が4000もあるため、戦闘でほぼ確実に勝てること、すなわちアーゼウスに安定して繋ぐことが出来ます。
ペインゲイナーの効果を使用しても、最終的にアーゼウスの効果は2回使えるため、後攻捲りの展開として候補に挙がります。
その他シンクロモンスター
ランク8エクシーズではなく、デッキ内の一部のカードとの合わせ引きでしか出せないモンスターたちです。

戦士族 / シンクロ / 効果
ATK 3000 / DEF 2400
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。②:このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。③:お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する。
最安値:3480円(カードラボ)
このデッキでは《生きる偲びのシルキィ》を絡めてでしか出せませんが、バロネスのためにシルキィ(レベル2チューナー)を採用する価値があるほど強力なカードです。
破壊効果と攻撃3000の戦闘力により盤面を返せるほか、展開の最初に立てて相手の誘発をケアすることも出来ます。

サイバース族 / シンクロ / 効果
ATK 3000 / DEF 0
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードはEXモンスターゾーンに存在する限り、「斬機」カード以外のカードの効果を受けない。②:EXモンスターゾーンのこのカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。③:このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「斬機」カード1枚を手札に加える。
最安値:130円(カードラッシュ)
星4チューナーの《白の聖女エクレシア》の登場により出せるようになったシンクロレベル12モンスター。
このカード1枚で【ふわんだりぃず】などの一部デッキを詰ませられることが出来ます。

戦士族 / エクシーズ / 効果
ATK 2300 / DEF 200
①:自分フィールドのカードがこのカードのみの場合、このカードは他のカードの効果を受けない。②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカード以外の自分フィールドのカードを全て破壊する。その後、このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊され墓地へ送られたモンスターの数×300アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
最安値:50円(駿河屋)
《アストラル・クリボー》とカグヤorエクレシアで出します。
先攻でアストラル・クリボーと星4を引いた時に出す…と言いたいところですが、実際に出したことはないんですよね…。
そもそも出したら、相手に対応手段がなければ延々ターンエンドでいいのかしら。
識者の方連絡ください。

サイキック族 / シンクロ / 効果
ATK 2800 / DEF 2400
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:フィールドから墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。②:自分のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。除外されている自分または相手のモンスター1体を選んで墓地に戻す。③:このカード以外の、元々の種族・属性が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外して発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
最安値:120円(カードラッシュ)
こちらは《エフェクト・ヴェーラー》と星8モンスターから。
相手のデッキによっては強力なメタカードとして働き、③の効果による準永続的に蘇生する効果も、リソースの弱いこのデッキにとっては助かります。
サイドデッキ向きのカード
私はフリー対戦メインで、マッチ戦もサイドチェンジなしで遊んでしまうことが多いですが(相手が用意していないため)、【壊獣カグヤ】向きのサイドデッキ用カードも紹介しておきます。

昆虫族 / 効果
ATK 0 / DEF 0
最安値:2500円(駿河屋)
簡単に言えば、レベルを変動できる代わりにダメージの半分は負う《バトルフェーダー》。
しかし通常召喚で出してもレベル変更効果は使えるため、ランク8エクシーズが狙いやすいモンスターでもあります。
有用な効果なので、メインデッキから投入も余裕で検討できるカードだと思われます。
マッチ戦で相手に先攻後攻の選択権がある場合に入れたいカードです。
【壊獣カグヤ】は先攻時に出来ることがほぼないため、相手はそれを狙って後攻から展開してきた時にやり過ごす札として重用します。
2019年のVジャンプの定期購読プロモカードであり、一度も再録がないため、現在めっちゃ高騰しているカードです。
僕は高いなあと思いながら1枚2200円で3枚買いましたが、今は買取4000円とか行ってます。ふええ…。
こちらの動画で、スモーク・モスキートが壊獣カグヤ側の勝利を決定付けるような活躍をしており、これ以降に高騰した気がします。
このカードを含め、全体的に【壊獣カグヤ】ってシングル価格が高い傾向にあるので、廃課金デッキだと思っています。

雷族 / 効果
ATK 1700 / DEF 1000
相手のセットを一瞬で鎮火できるカード。
相手のこちらに対する妨害が魔法・罠に偏っている場合は入れたいモンスターです。
その他、採用の余地があるレベル8カード
特殊召喚できるレベル8はみんな【壊獣カグヤ】のおもとだち。
今回使ったことがない等で紹介できませんでしたが、他のプレイヤーの方などが採用されていたレベル8モンスターも念のため掲載だけしておきます。

悪魔族 / 効果
ATK 3000 / DEF 1500

鳥獣族 / 効果 / 特殊召喚
ATK 2400 / DEF 1600
長くなりました。
【壊獣カグヤ】を握っている方にとっては真新しい情報は0だったと思いますが、また使ったことも戦ったこともないよという方に情報をお届け出来たならば嬉しいです。
私は基本フリー対戦メインで、それでも戦うのは環境前線のガチデッキばかりという周囲の状況ですが、【壊獣カグヤ】はとても使っていて楽しいデッキです。
というのも、
- 後攻を選ぶデッキなので、先攻後攻ジャンケンのストレスから解放(負けても相手は十中八九先攻を取るので)
- 決められた動きではなく、相手の場を攻略していく紐解き感覚
- 展開or制圧を1枚で処理できるカードを無理なくメインデッキに含められる(壊獣、アトラクター等)
- 高レベル、高ランクモンスターをバンバン出せる快感
など、現代遊戯王のストレスから解放されたようなデッキタイプな感じがとても気持ち良いです。
パーツがほとんど揃っているという方は是非一度組んでみてください。
0から組もうとするとちょっと高いかも…。
コメント
12月のVジャンプの付録も使えそうですね^^