
動画も作成しましたので、ぜひご覧ください。
あらすじ

メイン終了、ターンエンド。

うう…無理だこんな盤面…。
もうサレンダーするしか…。

諦めちゃダメだ、ぴとま君!

!?
これは…カードの声…?

僕たちは「ふわんだりぃず」。
君と共に戦うモンスターだよ。

確かに敵のモンスターは強大だ。
僕たちだけでは太刀打ち出来ないかもしれない。

でも、旅で出会った僕らの仲間たちがきっと力を貸してくれる!

そうだった…。
僕のデッキ【ふわんだりぃず】とは、勇気と希望の冒険譚。
君たちが紡いだ旅の思い出を、僕がこのフィールドで再現してみせる!

うおおお俺のターン、ドロー!

「ふわんだりぃず×ろびーな」を召喚!
効果でデッキの「いぐるん」を

あっうららで

「ふわんだりぃず」とは
「ふわんだりぃず」とは、BURST OF DESTINYでカテゴリとして登場したカード群です。
モンスターはすべて水属性or風属性の鳥獣族で統一されており、実在する鳥類の動物がモチーフとなっています。
このテーマの主役となる「ふわんだりぃず」のモチーフはキョクアジサシ。
キョクアジラシは1年のうちに北極圏と南極圏の間を往き来する、最も長距離を移動する鳥の一つとして知られています。
「ふわんだりぃずの旅」がテーマになっており、
モンスターは「ふわんだりぃずが出会った鳥たち」
魔法・罠は「ふわんだりぃずの旅の出来事」
が描かれています。
公式にも明記されている通り、「ふわんだりぃず」の由来は、
「ふわふわ+ワンダー+ブリーズ」の合わせ語となっています。
カードとしては、特殊召喚を一切行わず、「召喚」を通してモンスターを展開していく、遊戯王の中でもかなり異質な動きを行います。
「ふわんだりぃず」モンスター
下級ふわんだりぃず
下級のふわんだりぃずモンスターは、以下の共通効果を持っています。
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。(固有効果の処理)。その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
②:表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
③:このカードが除外されている状態で、自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。このカードを手札に加える。
下級ふわんだりぃずのステータスや効果の違いは以下の通りです。
カード | 属性 | ATK | DEF | 効果 |
---|---|---|---|---|
![]() ろびーな |
水 | 600 | 1200 | 星4以下の鳥獣族をサーチする |
![]() すとりー |
700 | 1100 | 自分か相手の墓地のカードを1枚除外する | |
![]() いぐるん |
風 | 800 | 1000 | 星7以上の鳥獣族をサーチする |
![]() とっかん |
500 | 1300 | 除外された「ふわんだりぃず」カード1枚を手札に加える |
すべての下級ふわんだりぃずがカードの効果による召喚が可能なため、連鎖的にモンスターを召喚していくことができます。
基本的に、
「ろびーな」→「いぐるん」→「最上級ふわんだりぃずをアドバンス召喚」
と召喚していくのが【ふわんだりぃず】の展開方法になります。
また、アドバンス召喚でリリースされた下級ふわんだりぃずは、②の効果により除外されて、③の効果で即手札に回収できるため、手札消費0どころかプラスになってこの動きが出来ます。
ほんわかしたテーマのように見えますが、展開の容易さと取っているアドバンテージ量はえげつないため、対策必須のテーマとして恐れられています。
連鎖的に展開することが出来るため、サーチ効果を持つ「ろびーな」「いぐるん」は基本的に3投されます。
「すとりー」と「とっかん」も召喚の連鎖にできるものの、効果を使用できる状況が限定的なため、1~2枚程度の採用となります。
例:回収できるカードがない状態で「とっかん」を召喚しても、次の召喚は行えない。
最上級ふわんだりぃず

鳥獣族 / 効果
ATK 2900 / DEF 800
ふわんだりぃずの旅の出発を見送る北極の「スノーオウル(フクロウ)」です。
イラストは小さいですが、左上に映っているのが「すのーる」です。
3回まで召喚できる効果、自分のモンスターへの貫通付与効果、相手モンスターを裏側守備表示にする妨害効果を持ち、どれも強力です。
しかし、最上級ふわんだりぃずが着地した時点で下級ふわんだりぃずの展開はほぼ終えているため、追加された召喚権を持て余さず使い切ることは難しいです。
そのため、【ふわんだりぃず】をガチデッキに尖らせていくほど、このカードの採用は見送られる傾向にあります。
ふわんだりぃずの旅を語るには欠かせないカードなのに…。

鳥獣族 / 効果
ATK 2700 / DEF 1000
ふわんだりぃずが最後に出会う、南極の「コウテイペンギン(エンペラーペンギンから捩って『えんぺん』)」です。
「ふわんだりぃず」魔法・罠をサーチし召喚できる効果、特殊召喚された攻撃表示モンスターの効果の発動を封じる効果、戦闘補助効果の3つを兼ね備えます。
サーチ効果により、後述する《ふわんだりぃずと夢の町》をサーチすることで、相手ターンにふわんだりぃずの展開を行うことが出来ます。
また、えんぺん自体は特殊召喚された攻撃表示モンスターの効果の発動を封じる妨害効果を持っているため、相手のリンク召喚などを絡めた展開を封じることが出来ます。
展開と妨害と兼ね備えた優秀なモンスターであり、③の効果で戦闘破壊も困難です。
【ふわんだりぃず】デッキにはまず間違いなく採用されるモンスターの1体で、デッキによっては2枚以上採用できる場合もあります。
忘れがちな効果として、えんぺんの召喚効果は下級ふわんだりぃずと違い鳥獣族に限定していないため、場合によっては別の種族のカードも召喚できます。
「ふわんだりぃず」魔法カード

①の効果により、疑似的に召喚権の追加と下級ふわんだりぃずのサーチが行えます。
下級ふわんだりぃずの③の効果で即時に回収し、そのまま召喚に使用することが出来ます。
展開が召喚を通じてしか行えない【ふわんだりぃず】におけるキーカードであり、基本的に3投必須です。
加えて《テラ・フォーミング》まで入れておきましょう。

最安値:30円(まんぞく屋)
最上級鳥獣族モンスターをアドバンス召喚する際、内1枚を相手の場のカードを墓地へ送ることで賄える永続魔法です。
《帝王の烈旋》と異なり、魔法・罠カードも墓地へ送れます。
ふわんだりぃずの効果による召喚の連鎖が始まった場合、このカードをプレイするタイミングを失ってしまうので、①の効果を使いたい場合は初動の前に発動しておく必要があります。
②のマリガン効果も、ダブったふわんだりぃずを入れ替えることが出来るため、忘れないように。
相手の場のカードを除去できる唯一の「ふわんだりぃず」カードです。
ふわんだりぃずは優しいからね、仕方ないね。
これにより、えんぺんでサーチする場合もあるかもしれません。

BATTLE OF CHAOSで新たに登場したふわんだりぃず魔法。
手札かフィールドからモンスターを除外することで、「ふわんだりぃず」モンスターかフィールド魔法をサーチできるカードです。
汎用サーチカードと言っても過言ではなく、安定性向上のために【ふわんだりぃず】デッキには3枚必須なカードです。
コストでモンスターを1枚除外する必要がありますが、下級ふわんだりぃずであれば即回収できるため、ほぼノーコストに出来ます。
また、能動的に《ふわんだりぃず×とっかん》の効果を使用しやすくなったのも強化ポイントです。
速攻魔法である点も優秀で、例えばこちらのろびーなの召喚成功時効果に対して、《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》で対象に取られた場合、旅じたくを発動して逃がし、効果を通すことが出来ます。
えっ《灰流うらら》?
実はこのカード、うらら対策にも有用なんですよね。
理由は後述。
「ふわんだりぃず」罠カード

最安値:30円(まんぞく屋)
相手ターンに鳥獣族モンスター、すなわちふわんだりぃずモンスターを召喚できる罠カードです。
これにより、ふわんだりぃずの展開を相手ターンで行うことが出来、展開がすべて通れば最上級鳥獣族による妨害も行うことが出来ます。
展開が通る=最上級鳥獣族のアドバンス召喚まで着地する、②の効果も使えるでしょう。
えんぺんでサーチしたいカードの候補であり、1枚は入れておくべきカードです。

自分フィールドにアドバンス召喚されたモンスターがいれば、相手モンスターの特殊召喚を無効にしてさらに以降の特殊召喚を封じることが出来ます。
通常召喚権は増えますが、昨今の遊戯王では基本的にエクストラデッキやリクルートを絡めた特殊召喚を行えないと展開が出来ないため、通ってしまえば実質ターンスキップになるほどの強力な効果です。
しかし、発動条件があること、発動タイミングも決まっていることから、事前に除去されたり、アドバンス召喚できなかった場合などに腐ることになります。
また、特殊召喚無効と言っても、《フュージョン・デステニー》などのチェーンブロックを組む特殊召喚に対応できません。
そのため、フリーチェーンかつ展開&妨害が可能な夢の町に軍配が上がります。
【ふわんだりぃず】デッキの強み
次に、【ふわんだりぃず】デッキならではの強みを紹介していきます。
特殊召喚・墓地メタカードを積める
ふわんだりぃずは特殊召喚を行わなくてもモンスターを展開できるため、特殊召喚封じカードを採用して相手にだけ制約を強いることが出来ます。
また、ふわんだりぃずのカードの効果は基本手札と除外ゾーンの行き来しかしないので、墓地をほぼ利用しないデッキです。
そのため、墓地メタカードも積みやすいです。
特殊召喚封じカードの例
- 《虚無空間》
- 《一回休み》
- 《虚無魔人》



墓地封じカードの例
- 《ディメンション・アトラクター》
- 《マクロコスモス》
- 《次元の裂け目》



特殊召喚・エクストラ開き直りカードを積める
なんと形容していいか分からなかったので「開き直りカード」と言いますが、「特殊召喚できない制約を課される代わりに強力な効果を持つカード」のことです。
ふわんだりぃずデッキは特殊召喚を行わなければエクストラも使わないので、影響なく強力な効果を行使できます。
下記はその一例です。
- 《強欲で謙虚な壺》
- 《金満で謙虚な壺》
- 《強欲で金満な壺》
- 《ドラグマ・パニッシュメント》
- 《真帝王領域》
- 《浮幽さくら》






相手の「増殖するG」を腐らせる
【ふわんだりぃず】デッキは《増殖するG》の影響を全く受けません。

《増殖するG》はデッキに3枚積まれることも多いカードなので、相手のデッキの3枚を意味のないカードに置き換えています。
前述のメタカードと合わせて、相手の多数のカードを腐らせることが出来るのが、【ふわんだりぃず】の特権と言えるでしょう。
コスパが良い(安い)
ここまでの各カードの紹介で最安値が表示されていたため、うすうす感づいている方も多いと思いますが、「ふわんだりぃず」カードはレア・ノーマル問わず総じて安いです。
また、エクストラデッキも基本的に不要なため、さらに安さに拍車がかかっています。
ガチデッキにチューニングするほど単価の高いカードも入れる必要がありますが、雑にすべての「ふわんだりぃず」カテゴリーを3投してもそこそこのデッキには仕上がると思われます。
【ふわんだりぃず】デッキの対策
次に、ふわんだりぃずの弱点も挙げておきます。
初動の手数が少ない(妨害に弱い)
ふわんだりぃずの連鎖召喚の初動チャンスは、イコール召喚できる回数です。
ターンプレイヤーが1回持つ召喚権と、《ふわんだりぃずと謎の地図》による召喚。
最大でその2回です。
しかし、効果を処理できないと召喚の連鎖が止まってしまいます。
とどのつまり、《ふわんだりぃず×ろびーな》や《ふわんだりぃず×いぐるん》の効果に《灰流うらら》や《エフェクト・ヴェーラー》、《無限泡影》を打たれるのが辛いです。



ヴェーラーと無限泡影であれば、《ふわんだりぃずと旅じたく》でエスケープできる場合があったり、そもそも採用されてなかったりするかもしれませんが、うららはほぼ全デッキに入っているため、打たれる機会が多いカードです。
ただし、後述のプレイングによって、うららを打たれないようにえんぺんまで展開することも可能です。
盤面への干渉が難しい(特に魔法・罠)
「ふわんだりぃず」カードは、基本的にこちらが展開をするためのカードが多く、相手の盤面を除去できるカードは《ふわんだりぃずと未知の風》によるリリース代替効果のみです。
それでもモンスターであれば《ふわんだりぃず×えんぺん》が優秀なので戦闘で突破したり出来ますが、魔法・罠の場合はかなり難しく、テーマ外から解決できるカードが必要になります。
《センサー万別》、《スキルドレイン》とか打たれたら、除去札がない限り詰みます。


サーチ封じに弱い
【ふわんだりぃず】はサーチ効果を頻発することから、それを封じられてしまうと全く動けない場合があります。
《ライオウ》、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》、《ドロール&ロックバード》などですね。



エクストラデッキを使えない以上、展開の代替手段がなく、対応するのは困難を極めます。
ただし、《ふわんだりぃずと謎の地図》のように、デッキから直接手札に加えないけど間接的にサーチを行える手段はあります。
効果を受けないフィニッシャーに弱い
【ふわんだりぃず】は相手に干渉するカードがほぼ存在せず、相手のモンスターを破壊する手段は基本的に戦闘となります。
しかし、「効果を受けない」かつ「攻撃力が高い」モンスターを相手にした場合、突破は困難となります。
具体的には、《炎斬機ファイナルシグマ》や《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》などです。


採用する最上級の鳥獣族は攻撃力3000を超えていないことがほとんどで、エクストラから解決できるモンスターを出すことも【ふわんだりぃず】では厳しいため、実質詰むモンスターになっちゃいます。
また、効果を受けないとまではいかずとも、破壊手段が戦闘に偏っているため、《ヴァレルソード・ドラゴン》のような、戦闘で破壊されないモンスターも対応手段に乏しいです。
解決には《烈風帝ライザー》のような盤面に干渉できるカードが必要になります。

除外封じに弱い
【ふわんだりぃず】は除外ゾーンからの帰還で、無限にリソースを回収し、毎ターン同じ展開が出来るテーマです。
しかし、③の帰還を封じられると、ろびーなやいぐるんを回収できず、そのループが止まってしまいます。
《アーティファクト-ロンギヌス》や、《アンデットワールド》(及びそれをサーチする《屍界のバンシー》)などがサイドデッキから飛んでくる可能性も考慮する必要があります。



【ふわんだりぃず】デッキ紹介
各カードはタップして効果を確認できます。








































エクストラデッキはほぼほぼ使えないので割愛しますが、《金満で謙虚な壺》のために15枚は持っておきましょう。
あえて入れるとすれば、下級ふわんだりぃずのエクシーズからアーゼウスを狙える下記のカード群を入れると良さげです。



また、《ドラグマ・パニッシュメント》を採用した場合は、墓地へ送られた時に効果を発揮できるカードが採用候補になります。下記は一例。



【ふわんだりぃず】デッキの展開
ろびーな初動の基本
ろびーなから、えんぺんのアドバンス召喚を行い、夢の町をセットする動きです。
ろびーな1枚からスタートでき、手札消費0で展開できます。



最終盤面はこうなります。
この展開から、相手ターンに夢の町を発動し、ろびーな→いぐるん→最上級鳥獣族を出して、妨害が可能です。
もしくはろびーな→烈風の結界像で妨害モンスターを増やすか。
えんぺんをアドバンス召喚した際に、いぐるんの回収も可能ですが、あえていぐるんは回収せずにしておきます。
これは、ろびーなの召喚の際に除外させたいぐるんの効果を誘発させて、うららの効果を回避させるためです。(後述)
「灰流うらら」をケアした展開
《灰流うらら》の効果は、対応した効果のチェーンの直後に手札を捨てて発動する必要があります。

つまり、展開前に謎の地図や旅じたくの除外によって、下級ふわんだりぃずを除外ゾーンにプールしておくことで、チェーンの組み方で《灰流うらら》を回避しながらえんぺんを展開できます。
例えば、初手に《ふわんだりぃずと旅じたく》と種類の違う下級ふわんだりぃずががあったとします。



この場合、2体のふわんだりぃずを除外ゾーンにプールさせておくことで、下級ふわんだりぃずの③の効果を常に誘発できるようにしておきます。
こうすることで、常にチェーン2以上発生させるように出来るため、サーチ効果をチェーン1にしておくことで、うららの発動タイミングを無くすことが出来ます。





最終盤面はこうなります。
この展開例の場合、うららを打てるタイミングは最初の旅じたくのみになります。
しかし、旅じたくでうららを使わせることが出来たなら、【ふわんだりぃず】側も願ったりかなったりです。
ろびーなが手札にあれば(もしくは引き込む札があれば)、ろびーなからの基本展開が狙えますからね。
《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》などを引けなかった時の展開手段として覚えておくと良いです。
しかし、旅じたくは《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》などのエスケープ用途としても使えるため、展開の前に使っていくのも悩みどころ。
「烈風の結界像」まで出す展開
《烈風の結界像》を出すことが出来れば、えんぺん以上に相手の展開を鈍らせる、または詰ませることが出来るので、是が非でも出したいカードです。
えんぺんを出しつつ烈風の結界像を出すことを目標とすると、結界像自体を素引きするか、ろびーなのサーチ効果で持ってくるしかありません。
例えば以下の2枚が初手にあると仮定した上で、結界像までの展開を確認していきましょう。






最終盤面はこうなります。
烈風の結界像の特殊召喚封じは相手によっては大きく刺さるため、狙える手札ならこちらの方がオススメです。
【ふわんだりぃず】テーマ外採用カード紹介
「ふわんだりぃず」テーマには属していませんが、相性の良さから採用したカードを個別で紹介します。

鳥獣族 / 効果
ATK 2700 / DEF 2000
最安値:990円(駿河屋)
いぐるんからサーチできる最上級鳥獣族。
ふわんだりぃずの展開からアドバンス召喚できる、制圧モンスターの1体です。
すべてのカードの効果を自己バウンスすることで無効して破壊できる強力な効果を持ちます。
えんぺんからセットした《ふわんだりぃずと夢の町》からの展開などで使用していきましょう。

鳥獣族 / 効果
ATK 2800 / DEF 1000
●フィールドのカード1枚を対象として持ち主の手札に戻す事ができる。
最安値:120円(メルカード)
「ふわんだりぃず×らいざー」。
盤面に2つも干渉できる最上級鳥獣族の1体で、いぐるんからサーチできます。
苦手な魔法・罠への干渉も出来るため、デッキに2体入れても良い強力な最上級鳥獣族です。
夢の町からの相手の展開の妨害としても使用できます。
①の効果はお互いの墓地にカードがないと使用できないため注意。
墓地を自分のデッキトップに戻す効果は自分の墓地も対象にできるので、《ディメンション・アトラクター》を戻して自分のターンに再利用、などの悪質な動きも出来ます。

魔法使い族 / 効果
ATK 1200 / DEF 2200
最安値:1465円(駿河屋)
墓地を利用しないデッキであれば最強の手札誘発となります。相手は詰む。
基本的に2枚目以降は腐りがちなカードですが、【ふわんだりぃず】であれば《ふわんだりぃず×すとりー》の除外で墓地を空にすることが出来ます。

鳥獣族 / 効果
ATK 1000 / DEF 1000
相手の展開を止める1枚になり得るスーパー妨害置物カード。
名前に似合わず鳥獣族であるため、ろびーなからサーチが出来たり、下級ふわんだりぃずの召喚の対象にできます。


最安値:2211円(駿河屋)
【ふわんだりぃず】ではほぼノーコストで使用できるデッキ探索カードです。
《強欲で金満な壺》でも良いのですが、【ふわんだりぃず】は召喚権に依存している関係から展開できる初動のカードが少ないため、量よりも質を重視しています。
金満で謙虚な壺を使用すると、《ふわんだりぃずと未知の風》の②の効果が使えなくなる点に注意。

最安値:350円(アドバンテージ)
うららや無限泡影などの妨害を貫通するために採用。
【ふわんだりぃず】ではそれ以外にも用途があり、このカードをセットして相手ターンをやり過ごした場合、エンドフェイズに任意の下級ふわんだりぃずを除外しておくことで、次の自分のターンで回収することが出来ます。
自分のターンでは使っても回収ができない点に注意。

最安値:20円(アメニティードリーム)
抹殺の指名者と同じ理由。
デッキから任意のカードを除外できるカードはすべて、下級ふわんだりぃずのサーチカードになり得ます。
チェーンブロックを組み、《灰流うらら》をケアする動きにも役立ちます。

最強。相手は詰む。
このデッキは壺系カードを6枚も採用しているため、制限のこのカードにもアクセスしやすいです。
自壊効果も、下級ふわんだりぃずであればそのまま墓地にいかず除外されるため、場持ちも良いです。
これにより、誘発を受けて展開を止められても、虚無空間さえ維持されていれば再度自分ターンまで回ってくる確率は高いです。
おすすめサイドデッキ用カード
展開手段の少なさから、後攻になるとかなりキツイデッキです。
そのため、有名な後攻用サイドデッキカードが候補に挙がります。
ただし、後攻向きなカードの筆頭として「壊獣」モンスターや《ダイナレスラー・パンクラトプス》がありますが、特殊召喚を行うその手のカードは【ふわんだりぃず】と相性が悪いため注意。
また、永続系カードの《センサー万別》や《スキルドレイン》などを構えられると詰みかねないので、魔法・罠メタも必要です。
ふわんだりぃずは除外を多用するテーマであることから、除外を封じる《アーティファクト-ロンギヌス》を打ってくる可能性もあるので、魔法・罠メタは《コズミック・サイクロン》より《サイクロン》の方が通しやすいと思われます。






いかがでしたか。
なかなか動きが他テーマとかなり異なっていて、キモいです。(褒め言葉)
僕は今日から「ふわんだりぃず×ぴとーま」として生きようと思います。それでは。
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